澤 洋文拠点長が参画する取組 が、「第8回日本オープンイノベーション大賞経済産業大臣賞」を受賞

2026-03-09

【菊川 人吾 経済産業省イノベーション・環境局長から賞状を授与される澤 拠点長】

北海道大学と塩野義製薬(株)は、2008年に北海道大学キャンパス内に「シオノギ創薬イノベーションセンター」を開設し、共同研究開発を実施してきました。2020年4月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬の開発を開始し、2年という短期間で新薬「エンシトレルビル フマル酸」の開発につなげました。さらに、パンデミックに対する先回り戦略として、国内外で発生した新興ウイルス感染症の原因ウイルスを入手し、使用可能な既存薬のスクリーニングを展開しています。
この取組 が、内閣府が主催する「第8回日本オープンイノベーション大賞 経済産業大臣賞」を受賞し、2月9日に、虎ノ門ヒルズフォーラムで表彰式が執り行われました。

◆受賞内容
・研究課題    アカデミアと企業の連携による抗COVID-19 薬の開発研究と社会実装

◆受賞者
澤 洋文(北海道大学ワクチン研究開発拠点 拠点長・卓越教授)
大場  靖子(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 教授)
佐々木  道仁(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 准教授)
佐藤  彰彦(塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所 主席研究員/北海道大学客員教授)
佐名木 孝央(塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所 主任研究員)
◆受賞理由
・2020年4月に新型コロナウイルス(COVID-19)治療薬の開発を開始し、わずか2年という短期間での新薬(エンシトレビル フマル酸)を開発したこと。
・技術の先見性と成果が国家レベルのレジリエンスと産業競争力強化に直接結びついていること。
・持続性の高いイノベーションモデルであること。※その他詳細は、第8回日本オープンイノベーション大賞ウェブサイト「受賞取組・プロジェクト一覧と概要」を参照
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/joip8th_torikumi.pdf

日本オープンイノベーション大賞について
イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげることが大きな課題となっています。そのための方法として、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取組を推進するオープンイノベーションが注目されています。

こうした状況を踏まえ、我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を「日本オープンイノベーション大賞」として表彰しています。
参考:日本オープンイノベーション大賞(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/

【表彰式の様子】
左から、佐々木 道仁 北大准教授、佐藤 彰彦 塩野義製薬主席研究員、佐名木 孝央 塩野義製薬主任研究員、大場 靖子 北大教授、澤 洋文 拠点長/卓越教授