パンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症は長期間世界全体の脅威となり、 感染症対策の新たな問題点を考えさせることとなりました。そのため、人獣共通感染症を克服するためには、感染症学に関する広い視野、柔軟な発想力及び総合的な判断力を有し、国際社会と連携して感染症対策を指揮できる専門家を養成する必要があります。 北海道大学大学院国際感染症学院では、医学、獣医学、薬学、理学、農学、情報科学を基盤とする幅広い分野の研究者が、世界30か国以上の共同研究ネットワークを活用し、人獣共通感染症の克服に向けた専門家を育成する大学院教育を実施しています。ワクチン研究開発拠点は、国際感染症学院の感染症学の授業を担当している教員が在籍しています。

教授　澤　洋文（基礎ワクチン学 担当）

ウイルス研究に興味がある学生の皆さん、私たちの部門で一緒に研究しませんか。研究室を訪問して、実験の雰囲気を感じたり、大学院生の先輩から学生生活の話を聞くことをお勧めしますが、現地訪問が困難な方には、SkypeやLINEを用いたオンラインにて部門内の様子と研究内容を紹介することもできます。生体応答解析部門のページはこちら

教授　松尾　和宏（臨床ワクチン学 担当）

新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機に、ワクチンの重要性が大きく見直されています。当研究室では結核ワクチン開発を主題として、近年のT細胞免疫学の進歩に立脚したワクチン研究で得られた知見を基に、その臨床開発を見据えて、感染症学やワクチン学の基礎から橋渡し研究までの幅広い分野に習熟した人材の育成を目指しています。当研究室の仕事に興味がある大学院生を募集しています。熱意を持って研究に参加してくれる方でしたら出身分野、国籍は問わず歓迎します。臨床開発部門のページはこちら

募集要項

令和6年度4月入学 大学院獣医学院 大学院国際感染症学院 博士課程 学生募集要項（2次募集）

令和6年度4月入学の第2次募集中です。大学院入試募集要項について詳細はこちらをご確認ください。

Doctoral Program Application Guidelines 2024 (Admission in April) (in English)(2nd round Application)

International students who live in Japan may apply for the Regular Selection in the second round of screening. For international students who live outside of Japan, please check here for more details.

国際感染症学院 紹介ムービー