プロバイオティクスで子牛のワクチン応答を増強~既存のワクチンプログラムへの応用に期待~

拠点の兼務教員 今内 覚 教授(北海道大学大学院獣医学研究院)と副拠点長 / 研究支援部門長 鈴木 定彦 特任教授らの研究グループは、子牛にプロバイオティクス(有用微生物)を給与することで、ワクチンに対する免疫応答が有意に増強されることを明らかにしました。

ポイント
  • 現行のワクチンだけでは子牛の感染症を十分に防ぎきれない場合があり、新たなアプローチの開発が求められている。
  • プロバイオティクスを子牛に給与することで、ワクチンに対する免疫応答が高まることを明らかにした。
  • 抗生物質の使用削減や薬剤耐性菌対策にも寄与し、より健康な子牛の育成と生産性向上が期待される。

本成果は、既存ワクチンプログラムでは十分な防御効果が得られないケースがある子牛の感染症対策に、新たな技術を提供するものとして期待されます。

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