北海道大学ワクチン研究開発拠点（IVReD）は、2025年9月30日（火）10時から11時まで、北海道大学獣医学研究院 講堂にて、第4回特別講演を開催いたしました。

本講演では、マウントサイナイ医科大学 教授であり、イグナッツ・ゼンメルワイス研究所 所長を務める フロリアン・クラマー 博士を講師に迎え、「Antibody responses to SARS-CoV-2 vaccination and infection」と題してご講演いただきました。当日は教職員や学生を含めて約50人ほどの参加がありました。

クラマー博士は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種や感染により誘導される抗体応答の特徴、免疫の持続性、さらに今後のワクチン開発に向けた課題と展望について、最新の研究成果を交えてわかりやすく解説してくださいました。

会場には学内外から多くの研究者・学生が参加し、講演後には活発な質疑応答と意見交換が行われました。今回の特別講演は、ワクチン研究の最前線を学ぶ貴重な機会となり、参加者に大きな刺激を与えるものとなりました。