【開催報告】人獣共通感染症国際共同研究所と共催で国際シンポジウム「第11回人獣共通感染症克服のためのコンソーシアム会議」を開催

2023-10-26

10月25日(水)と26日(木)に国際シンポジウム「第11回人獣共通感染症克服のためのコンソーシアム会議」を人獣共通感染症国際共同研究所において開催しました。人獣共通感染症国際共同研究所との共催は、初の試みであり、メルボルン大学、アイルランド国立大学ダブリン校、アブドラ国王科学技術大学、ワクチン研究開発拠点と人獣共通感染症国際共同研究所の研究進捗状況を共有し、4大学連携による共同研究を推進することを目的として本シンポジウムは開催されました。

本シンポジウムでは、インフルエンザとCOVID-19に対するワクチンと宿主反応、細菌感染症、ウイルス感染症、病原体のゲノム分析の4つのセッションを行いました。基礎研究から社会実装が期待される研究まで、人獣共通感染症の克服に向けた様々な研究成果が発表され、活発な質疑応答と議論が交わされました。

2日間に渡って開催された本シンポジウムには、人獣共通感染症国際共同研究所、獣医学研究院、ワクチン研究開発拠点の研究者と大学院生、及び海外連携大学の研究者(9名)をあわせて、のべ190名が参加し、盛会のうちに終了しました。なお、国際感染症学院の大学院生には、特別授業として公開され、One Health理念に基づく基礎研究と社会実装に向けた応用研究の成果を議論する有意義な機会となりました。

【レセプション:開会挨拶される寳金清博 総長(左)、シンポジウム:開会挨拶される増田隆夫理事(右)】

【会場の様子】