
新原 光貴
Koki Shimbara
北海道大学 招へい教員(Bara Pharma)
研究テーマ
- ウイルス感染症の治療及び予防を目的とした、ウイルス由来タンパク質を標的とするde novo 環状ペプチドの開発
キーワード
- 環状ペプチド
- デノボデザイン
- インシリコ
- ウイルス
研究概要
- 環状ペプチドは、低分子医薬品と抗体医薬品の利点を併せ持つ新たなモダリティとして注目されている。低分子のような比較的容易な化学合成が可能でありながら、抗体医薬品のような高い標的特異性を有するという特徴から、次世代の創薬手法として期待が高まっている。
以上、多様なウイルス感染の理解深化とワクチンおよび治療法開発の基盤構築を進めている。
従来、環状ペプチドの開発は化学構造に基づくデザインや各種スクリーニング法、による獲得に依存していたが、近年の計算科学技術の飛躍的進歩により、in silicoによるde novoデザインが現実的となってきた。特に、タンパク質-タンパク質相互作用(PPI)界面を標的とした環状ペプチドの構造最適化において、In silico駆動型の設計手法が大きな成果を上げている。
本研究では、これらの最先端のin silico環状ペプチドde novoデザイン技術を活用し、ウイルス由来タンパク質を標的とした新規環状ペプチド化合物の開発を行う。特に、急速に拡散するウイルス感染症に対する迅速な治療薬開発を可能とする計算論的アプローチの確立を目指し、新たな治療戦略の創出に取り組む。