研究支援部門

研究支援部門長
鈴木 定彦
Yasuhiko Suzuki
北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 卓越教授

研究テーマ

  • 新規CTL誘導アジュバントを用いたワクチンの研究開発とその応用

キーワード

  • 結核
  • 迅速診断キット
  • 組換えタンパク質大量発現技術

研究概要

  • Mycobacterium bovis由来新規CTL誘導アジュバントを応⽤して新規結核ワクチンを実⽤化するためには、ワクチン抗原を⼤量に⽣産する必要がある。本研究では、M.bovisと近縁のM. smegmatisを宿主とする宿主-ベクター系を応⽤して、抗原蛋⽩質を発現する組換えM. smegmatisを作出する。
  • 組換えM. smegmatisの培養法を精査することにより、抗原蛋⽩質⽣産を⾄適化する。さらに、より少ないステップで組換え発現した蛋⽩質を⼤量に精製できる系を確⽴する。
  • 本研究では、新規アジュバントの効果を強化することを⽬的として、免疫チェックポイント阻害抗体ないしはその類縁体の併⽤を試みる。
  • 独⾃技術であるチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞を⽤いた糖鎖含有蛋⽩質発現系を⽤いて免疫チェックポイント阻害抗体ないしはその類縁体を⼤量に発現できるCHO細胞を作出する。
  • より少ないステップで組換え発現した蛋⽩質を⼤量に精製できる系を確⽴する。