研究支援部門

ゴンザレズ ガブリエル
Gabriel Gonzalez
北海道大学 創成研究機構ワクチン研究開発拠点 特任准教授

研究テーマ

  • 呼吸器病原体に対するワクチン効果に対するアミノ酸置換の予測とリスク評価

キーワード

  • 病原体の進化パターン
  • エピトープにおけるアミノ酸置換の効果
  • アミノ酸置換のリスク評価

研究概要

  • ワクチンの予防効果を最大化するためには、変異病原体に対するワクチンの有効性を常に検証する必要があります。
  • 病原体の遺伝的多様性に対してのワクチンの有効性を常に検証するためには、抗原決定基へのアミノ酸置換の影響をin silicoで解析・予測する必要があります。
  • タンパク質モデリング手法は絶えず進歩していますが、実際の実験に取って代わるものではありません。しかしながら、より多くの科学的・臨床的仮説を探求し、実際の実験による検証や探求のためのターゲット絞り込みには欠かせないものとなっています。
  • また、pHや温度など、病原体と宿主の相互作用に影響を与えうる複数の条件も加味したシミュレーションも実施しています。
  • さらに、病原体の配列データベースを分析し、感染という選択圧の下で度々出現し、将来のリスクとなる可能性のあるアミノ酸置換を検索しています。