【開催報告】BioJapan 2024に初出展

2024-10-15

【瀬戸口研究担当理事(左)・澤拠点長(中央)・山本特任教授(右)】

10月9日(水)~11日(金)までパシフィコ横浜で開催されたBioJapan 2024に初めて出展しました。

本イベントは、本拠点が出展したBioJapanと、再生医療JAPAN並びにhealth TECH JAPANの3展同時開催で、アジア最大級のパートナリングイベントです。国内だけでなく、海外からも多くの企業、スタートアップ、アカデミア、研究機関が参加し、開催3日間の来場者数は延べ約14,000人に上りました。

今回は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)/先進的研究開発戦略センター(SCARDA)に
よる「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」における研究開発活動及び広報活動の一環として、当該事業や本拠点の研究開発概要を紹介するとともに、企業との連携強化、ワクチンシーズ導出や新たな共同研究開発の機会獲得を図るべく、参画5拠点機関(北海道大学、東京大学、千葉大学、大阪大学、長崎大学)が共同出展しました。

ブースでは、これまでの本拠点の研究成果や最新の取り組みなどについてポスター掲示した他、各種資料の配付や企業面談により、本拠点の活動を紹介するとともに、新たな共同研究の可能性を探索しました。特にキタキツネから分離した高病原性鳥インフルエンザウイルス株がプレパンデミックワクチン株として国から認定された成果や、新たな診断法の研究開発が注目を集めました。また、会期初日には、瀬戸口剛理事・副学長がブースに来訪し、本拠点の成果を確認しました。

パネル展示の他にも、プロジェクトマネージャーの山本啓一特任教授と人獣共通感染症国際共同研究所の山岸潤也教授により、本拠点の研究開発内容を紹介するプレゼンテーションが行われ、連日多数の聴衆の参加がありました。

会期中、ブースには多数の来訪者があり、多くの企業・研究機関と新たな関係構築の機会を得ることができ、非常に有意義な情報発信・収集の場となりました。

今回は初めての展示ということもあり、手探りのところも多々ありましたが、本拠点では、来年度もBioJapanへ出展し、ワクチンシーズの導出や共同研究開発の推進を計画しています。

【当拠点のプレゼンテーションを行う山岸教授】