2025.8.14
【論文】Frontiers in Immunology 誌に研究成果が掲載
免疫応答における記憶CD8⁺T細胞の「バイスタンダー活性化(bystander activation)」を制御する転写因子 Retinoic acid receptor-related orphan receptor α(RORα)の役割を明らかにし、研究成果として免疫学分野の国際誌 Frontiers in Immunology に掲載されました。
バイスタンダー活性化とは、抗原特異的な刺激を受けずにサイトカインなどにより既存の記憶T細胞が活性化される現象で、感染症やワクチン応答、慢性炎症などさまざまな免疫事象に関与すると考えられています。本研究では、RORαによる転写制御がこのバイスタンダー活性化に影響することが示され、免疫疾患やワクチン免疫の理解・制御に新たな知見を与える可能性があります。
【論文詳細】
Cai Z, Kozai M, Mita H, Takeuchi H, Mizuno S, Matsuo K, Takada K.
“Retinoic acid receptor-related orphan receptor α regulates bystander activation of memory CD8+ T cells”
Front Immunol.,16,1647746. eCollection 2025. (2025 Aug 14),
DOI: 10.3389/fimmu.2025.1647746