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2026.1.9

【論文】Science Immunology 誌に研究成果が掲載

結核菌などのマイコバクテリアが、私たちの体の免疫の仕組みを利用して細胞の中で生き延びていることを明らかにした研究成果が、国際学術誌 Science Immunology に掲載されました。

本研究では、マイコバクテリアが免疫細胞に取り込まれた後、本来は菌を排除する役割を持つ受容体「dectin-1」を利用し、細胞内で生きやすい環境を作り出していることが示されました。一方、この仕組みを持たないマウスでは、感染が軽く抑えられることも確認されました。

これらの成果は、結核をはじめとする感染症に対する新しい治療法の開発につながる可能性を示すものです。

【論文詳細】
Torigoe S, Salie S, Keeton R, Aylan B, Appelmelk BJ, Williams DL, Lowman DW, Sugiki T, Matsumoto S, Kawano A, Mizuno S, Matsuo K, Søndergaard JN, Wing JB, Hoft M, Shoesmith R, Ndengane M, Coussens AK, Willment JA, Gutierrez MG, Hoving JC, Yamasaki S, Brown GD.
“Mycobacterial α-glucans hijack Dectin-1 to facilitate intracellular bacterial survival”
Sci Immunol.,11(115),eadw0732,  Epub 2026 Jan 9. (2026 Jan 9),
DOI: 10.1126/sciimmunol.adw0732